[レポート]「ドーナツをつまみに「私」と「就活」を考える ~大学三年生向け 自分を見つめるワークショップ」

就活ワークショップin東邦大学 入口

 

去る2014年2月3日(日)、 roles の面々は、東邦大学 習志野キャンパスにおじゃまして、ワークショップを行ってきました。題して「ドーナツをつまみに「私」と「就活」を考える ~大学三年生向け 自分を見つめるワークショップ~」

タイトル通り、今回のワークショップの参加者は大学3年生、習志野にある東邦大学 薬学部・理学部に所属する、東邦大学 空手道部のみなさんです。

今回のワークショップ、本来は1月に開催予定だったものが延期となってこの日取り、当日は小雨が風に舞う寒い日。いま振り返ればあの大雪ちょうど1週前です。

お世辞にも条件のよい状況ではなく、会場に向かう道すがら「今日はみんな集まってくれるのかな…」なんて不安も個人的には感じていたのですが……まったくいらぬ心配で、みなさんたいへん温かく私たちを迎えてくれました。

就活ワークショップin東邦大学 準備

みんなで準備。

就活ワークショップin東邦大学 ドーナツ

ドーナツは池袋の Ring!Ring!Ring! の焼きドーナツ。さっぱり香ばしくておすすめ。

 

就活ワークショップin東邦大学 お茶とコーヒー

コーヒー・紅茶おかわり自由!

 

就活ワークショップin東邦大学 着席

ドーナツ、飲み物を配って全員着席!みんなちょっとだけ緊張の面持ち。

 

就活ワークショップin東邦大学 廣瀬さんのあいさつ

今回 roles を呼んでくれた廣瀬さんより開会のごあいさつ。大学院で研究を続ける現役の薬剤師さんで、roles 代表・今國の小学校の同級生なんてご縁。

 

就活ワークショップin東邦大学 代表あいさつ

あいさつ時の一コマ。

就活、進路を検討中の学生さんということで、まずは roles メンバー全員がこれまでの職歴と、今の仕事や生活をまじえてごあいさつ。

その後、今度は学生のみなさんに、今後の希望進路についても、あわせて自己紹介いただきました。

あがってきたみなさんの希望進路はというと…

  • 大学院に進み研究職を目指したい
  • 理科実験教材をつくる会社に勤めたい
  • エントリーシートのピークで戸惑いを感じながらも就活を続けている
  • 商品の研究開発の仕事を目指していて、書類選考を通過して面接をひかえている
  • そもそも自分の進むべき方向に迷いを感じる

同じキャンパス、同じ部活に通う学生さん同士でも、個性の違いがあらわれてくるもので、みなさんが描く将来、そんな将来に向けた「今」の感じ方は、それぞれにさまざま。

話してもらうことで、私たちは参加者それぞれの希望を理解し、みなさんには自分の希望を言葉にして再確認いただいた上で、Life Line シート、Life Role シートを使ってのワークショップに入っていきました。

就活ワークショップin東邦大学 シート記入

就活ワークショップin東邦大学 シート記入就活ワークショップin東邦大学 シート記入就活ワークショップin東邦大学 シート記入自分の人生をシートに落としこむことで「自分が見る自分」を整理し、

就活ワークショップin東邦大学

シートを交わして話し合うことで「他人に見られる自分」を知る。

就活ワークショップin東邦大学 ディスカッション

ワークの合間には、roles の面々から、みなさんのお話を聞いて感じたことをお話させていただきました。(これは学生のみなさんにとっては「社会人から、自分がどう見えるか/見られるか」そのものになりますね)

自分の視点からだけでは目の届かない、多様な視点から「自分」を見つめなおす経験をしてもらうこと、それが今回のワークショップのテーマとなりました。

 

なんで自己分析が重要なの?

今國は、長らく企業で新卒採用を担当してきた経験があります。
「就活」というキーワードに対してはいわば当事者そのものでもあります。
そんな彼女が、自己分析の重要性について話した内容をご紹介します。
就職活動中の方は、ぜひ参考にしてください。

就職活動は個人と企業のお見合いのようなもので、
面接官は、その人が、会社に合っているかどうかを見ています。
また、自分のことを解っていない人を、
企業は採用したいと思いません。
自分のことをきちんと理解している人なら、
なにか問題や試練があった時も、リカバーできる。
問題が起きたときに、その人なりの対応を取ることができる。
本人の手に負えない場合であれば、上司に相談をしたり、
周囲が協力することで、問題の解決を図っていくことができます。
でも、自分をわかっていない人の場合、
なにかあった時に、正しい対応が取れるかどうか、確信が持てない。
場合によっては、状況に耐え切れず
ドロップアウトされる可能性も出てきてしまう。
これは、大勢の人間が関わりながら
仕事を行っていく企業にとっては
非常にリスキーなことなんです。
実際の面接には、人事担当者だけでなく、
実際のビジネスの現場で働く部門担当者が同席することも多いので、
コミュニケーション能力、表現能力をふくめて、
会社の中でうまくやっていけるかどうか、
応募者をさまざまな角度からチェックされます。
それは、会社にとってのリスクを避けるための
チェックでもあるんです。

 


お昼過ぎから開始したはずが、あっというまに5時間もの時間がすぎました。
ワークショップの後、今國と参加者マンツーマン形式での個人面談は続きに続き、習志野の夜はとっぷりとふけていきました。

職業(環境)領域・職業例

個人面談では、参加者それぞれの希望をふまえて、どんな職業に適性があるか、自分らしい人生を実現するためにどういう選択をするべきかを話し合いました。


みなさんが真剣にワークショップに取り組む姿を拝見していて、前回とはいくらか異なる種類の「ひたむきさ」を感じました。

「将来に進む不安、社会に飛び込むことへの不安」は進路を考える学生さんに共通してあるもの。

だからこそ、不安を払拭するための武器がほしい、カギがほしい、みなさんから、そういう強い意欲、姿勢を見せられたような気がします。

それは、とてもよい、今するべき試行錯誤を、みなさんがしている証拠なのだと思います。

今回の機会がほんの少しの手がかりやきっかけとなって自分を理解し、不安を受け入れて、堂々と次のステップに進んでいってくれたなら、ワークショップをやった甲斐があったように思います。

悩みつつも未来の希望があふれまくっているみなさんを見てむしろこちらが、忘れていた何かを教えてもらったような気がしました。

どうかみんな、自信をもって、就活、勉強、がんばって!

みなさん、本当にありがとうございました!

文責・金倉英明